人民元の切り下げはこれからも続く?

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自称次期基軸通貨の人民元が、対ドルレートの基準値を3日連続で大幅な切り下げを行いました。

これにより人民元の対ドルレートは、切り下げ前より5%弱安くなっています。

なぜ人民元の切り下げを実施するのか?

中国が批判の多い人民元安誘導を行う理由は一つしかありません。

ズバリ、輸出競争力を回復させるためです。

人民元を安くしドルが高くなれば、ドル建てでは中国で作った製品を以前より安く購入することが出来るので、中国の価格競争力が高まり輸出が増える効果があります。

輸出競争力が高まれば、雇用も増えて中国の国内経済に良い影響が出ることが期待して中国は人民元安に誘導しているのです。

中国は人民元をどこまで安くするのか?

中国は共産党の一党独裁であるため、共産党の思うがままに政策を決められることから投資家からの信用は低い国です。

そんな国ですから、どんなことをしても不思議ではないですが、ここ最近の中国の経済政策は異常さが際立っているように思います。

記憶に新しいのが先月の中国株暴落時に約半数の銘柄を売買停止にし、公安省が空売りを調査したことです。

そして、今回の突然の人民元安誘導です。

これは、中国が実体経済が想像以上に悪化していることを自ら認めているのと同じだと言っても過言ではないでしょう。

専門家の中には中国はマイナス成長に陥っているとしている人もいます。

【お金は知っている】中国の党指令型経済モデルは破綻している 鉄道貨物輸送量が示す作為的GDP 7.24  上海株は中国共産党の市場統制強化によって暴落に「歯止め」がかかったように見えるが、中国経済は閉塞状況にある。上海株暴落は、慢性デフ...

そんな状況で、たかが5%弱人民元を安くしただけで輸出競争力が回復し、中国経済が回復するわけありません。

今後もしばらくは、人民元の切り下げが続くと考えるほうが自然だと思います。

中国人民銀行が大幅切り下げ終了を示唆したそうですが、これを額面どおりに受け止めることはできません。

 【北京=大越匡洋、上海=土居倫之】中国人民銀行(中央銀行)は13日、人民元売買の基準となる対ドルの為替レート「基準値」を3日連続で引き下げた。基準値は前日比で1.1%安だった。国営新華社によると、人

実は中国は1994年に対ドルで50%を超える大幅な切り下げを行ったことがあります。

なりふり構っていられなくなった習近平が同じことをしないとは言い切れません。

さすがに50%はないと思いたいですが、10%から20%位は切り下げられることを想定しておいたほうがいいかもしれません。

まあ、僕は国際的に分散させたインデックス投資をしているので、多少人民元が切り下げられてもやることは変わりません。

毎月の積立を継続するのみです。

個人的には中国株が大暴落したときに追加投資をしたいので、大暴落してもいいのですが、さすがに今暴落されると世界経済に対する悪影響が大きすぎるのでもう少し持ちこたえて欲しいです。

ではでは。

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コメント

  1. ほんと中国だけは全く信用ならないですね。
    所詮は共産党一党独裁の国です。
    しかし、管理変動相場制ってなんだそりゃって感じです。
    それって変動相場じゃないし、当局の好きなように相場をイジる制度だし。
    まあ私も中国投資は新興国ファンドに一部あるだけでそう大きな投資先ではないんですけどね。
    でも先進国も影響は受けるでしょうから、そのとき一挙に投資したいですね。

  2. ファルコン男爵 より:

    >招き猫の右手さん

    中国が通貨安政策をすると特に中国との輸出入が多いアジアの国に影響が大きいような気がします。

    とりあえずは暴落が起きるまではのんびり構えていようと思います。