産業用太陽光発電投資の所得は一定の場合には事業所得に該当します。

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前回ご報告させて頂きましたが、僕は太陽光発電に投資することを決めました。

チャリンチャリン投資。太陽光発電投資始めました!
僕は2007年8月にインデックス投信積立で投資を始めて以来、毎月の積立を現在も継続しています(2016年10月時点で、積立開始から1...

太陽光発電に投資するか否かを決定する際にいろいろなことを検討したのですが、重要な検討事項のひとつが産業用太陽光発電投資の所得が事業所得に該当するか否かでした。

事業所得と雑所得には大きな違いがある

事業所得に該当しない場合には雑所得に該当することになります。

そして、事業所得と雑所得には大きな違いがあります。

事業所得の方が雑所得よりも圧倒的に有利なのです。

個人的に重要だと考える事業所得が有利な点は以下の3つです。

1.青色申告特別控除により65万円の控除出来る。

青色申告をしている場合には、青色申告控除前の事業所得から65万円を控除することが出来ます(最小で0円まで。青色申告控除で事業所得をマイナスとすることは出来ません)。事業所得が小さくなれば当然に税金も安くなります。

2.他の所得と損益通算することが出来る。

事業所得が損失の場合には、他の所得(給与所得・不動産所得・雑所得等)の金額から控除することが出来ます。

3.純損失の繰越しが出来る。

青色申告をしている場合で事業所得が損失の場合には損益通算をしてもなお控除しきれない金額が生じたときは、その損失額を翌年以後3年間にわたって繰越し、各年分の所得から控除することが出来ます。

このような違いから、事業所得に該当するか否かにより太陽光投資により得られる税引き後の手取り額が数百万円違ってくるのです。

そのため、事業所得に該当するかどうかは非常に重要なのです。

所得区分は出力量によって場合分けされる

全量売電の産業用の太陽光発電の所得は、事業所得又は雑所得に該当します。

では事業所得か雑所得のどちらに該当するかはどのように判断するのでしょうか。

資源エネルギー庁のホームページに以下の記載があります。

資源エネルギー庁「グリーン投資減税」のサイトです

例えば、電気主任技術者の選任を行っている場合(出力量50kW以上の場合)は、一般的に事業所得になると考えられます。

なお、出力量50kW未満の場合であっても、次のような一定の管理を行っているときなどは、一般的に事業所得になると考えられます。

①土地の上に設備を設置した場合で当該設備の周囲にフェンス等を設置しているとき
②土地の上に設備を設置した場合で当該設備の周囲の除草や当該設備に係る除雪等を行っているとき
③建物の上に設備を設置した場合で当該設備に係る除雪等を行っているとき
④賃借した建物や土地の上に設備を設置したとき
など
(注)自己の建物の上に設備を設置した場合で特段の管理を行っていないときは、雑所得になります。

資源エネルギー庁HPより引用

要するに一般的には出力量50kW以上の場合は事業所得となり出力量50kW未満の場合は一定の管理を実施していれば事業所得、それ以外は雑所得となると考えられます。

この内容を要約すると以下の表のようになります。

出力量所得区分
50kW以上事業所得
50kW未満事業所得又は雑所得

我が太陽光発電の所得区分はどうなるのか?

僕が購入した太陽光発電の出力量は49.5kWです。

つまり一定の管理を実施していれば事業所得になると考えられます。

では一定の管理を実施していると認められるのか、資源エネルギー庁のホームページの記載に当てはめて考えてみたいと思います。

1.土地の上に設備を設置した場合で当該設備の周囲にフェンス等を設置しているとき

土地の上に設備を設置して周囲にフェンスを設置する予定です。

2.土地の上に設備を設置した場合で当該設備の周囲の除草や当該設備に係る除雪等を行っているとき

設備の周囲の除草や除雪を実施してくれるメンテナンス業者と契約する予定です。

3.建物の上に設備を設置した場合で当該設備に係る除雪等を行っているとき

該当なし。

4.賃借した建物や土地の上に設備を設置したとき

賃借した土地の上に設備を設置する予定です。

資源エネルギー庁のホームページの記載に当てはめて考えてみると、僕の太陽光発電設備は一定の管理をしていると認められると考えられます。

したがって、僕の場合には問題なく事業所得になると考えます。

最終的には事業所得に該当するか否かは税務署が判断することになりますが、さすがにこれだけ事例に当てはまっているのを否定されることはないと思っています。

ではでは。

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