今週も株式市場は不安定ですね。
なんであんなに乱高下するかさっぱり解りません。
そんな中、僕は市場の混乱に身を委ねながらリバランスを実行しているのです。
外国債券不要論
インデックス投資ブログをご覧になっている人であれば、殆どの人が山崎元さんの外国債券不要論を見たことがあると思います。
念のために外国債券不要論をご存じない人のために、ものすごく簡単に説明すると以下のような理論です。
・長期的には外国債券も国内債券も期待リターンは同じくらい(期待リターン低い)
・外国債券は期待リターンが低いのに値動きが激しい(リスク高い)
・だったら、外国債券はいらないよね。
個人的には外国債券不要論の理屈は解るのですが腑に落ちないところもあります。
過去20年位のリターンを見ると外国債券は、日本債券とは比べ物にならないくらい高いリターンをあげています。(もちろん将来のリターンを保証するものではないです。)
また、投資先を分散することによりリスクの低減も期待できます。
新興国債券クラスからの撤退
上記のように外国債券不要論に全面的に納得している訳ではありません。
しかし、外国債券はリスクの割に期待リターンが低いという説明は納得できます。
また、為替リスクは株式やREITで取りたいという考えもあります。
正直にいって、外国債券が不要かどうかはまだ結論が出ていません。
外国債券が不要かどうかの結論は出ていないのですが、取り敢えずは外国債券の比率を下げていくことにしました。
僕のアセットアロケーションには、新興国債券クラスを組み込んでおります。
当初は、期待リターンが高く分散効果も得られることから投資したのですが、為替リスクや信用リスクの高さ及び信託報酬の高さが気になるようになり、この3年程は積立を停止しています。
外国債券の比率を下げるにあたり、いい機会なので新興国債券クラスから全面的に撤退することにしたのです。
追記
新興国債券クラスからの撤退が完了しました。
外国株式クラスの比率を高める
新興国債券から撤退するとして、その売却資金の用途が問題となります。
投資待機資金や国内債券に振り返れば、リスクは減少します。
しかし、国内債券の比率は目標としている比率(投資資産の3分の1)を超えていることから、全て外国株式に投資することにしたのです。
今のところ、先進国株式と新興国株式に1対1の比率で投資する予定です。
追記しました。
ではでは。
コメント
僕も外国債券を結構持っているのですが、
理想のポートフォリオが世界株:海外REIT:新興国株で2:1:1でして、債券は国内外問わず将来的には持つつもりがないです。
それだけにもうちょっと前に売却していれば、、という思いもあるのですが、これから売りながら株にシフトしていくでしょう。
超過利潤を生む仕組みはやはり株式ですよね。
>招き猫の右手さん
外国債券は好みの分かれるところですね。
株にシフトするにしてもタイミングが難しそうです。