DCニッセイ外国株式インデックスの詳細解説。SBI証券の個人型確定拠出年金口座のラインナップに追加!

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今回は、SBI証券の個人型確定拠出年金口座で取り扱いを開始した投資信託のなかで最も注目度が高い「DCニッセイ外国株式インデックス」を徹底解説します。

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DCニッセイ外国株式インデックスの概要

DCニッセイ外国株式インデックスの概要は以下のとおりです。

信託報酬:年率0.21%(税抜)

信託財産留保額:なし

ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)

純資産額:44百万円(2016年3月31日時点)

分配金実績:なし

運用開始日:2015年3月31日

決算日:11月20日

マザーファンド:ニッセイ外国株式インデックスマザーファンド

マザーファンド純資産額:50,880百万円(2015年11月20日時点)

DCニッセイ外国株式インデックスの注目度が高い理由は何といっても、信託報酬が年率0.21%(税抜)と極めて低いことにあります。

これは業界最低水準の「野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI」の年率0.22%(税抜)を下回る革新的な低さと言えます。

ちなみにベンチマークのMSCIコクサイ・インデックスとは、簡単に説明すると日本を除く先進国の株価に連動する指標です。

つまり、DCニッセイ外国株式インデックスを購入することにより、先進国(日本除く)の株式に広く投資することが出来るのです。

信託報酬以外のその他コストは低いのか?

信託報酬が低いことは良いのですが、信託報酬以外にもコストはかかります。

具体的には、信託事務の諸費用・監査費用・売買委託手数料・有価証券取引税等(その他コスト)があります。

信託報酬とその他コストを合わせたものが、投資家が負担する費用(実質コスト)となります。

信託報酬は、上記のとおり事前に確定しています。

それに対して、その他コストは事前に確定しておらず、毎期変動するのが厄介なところです。

では、DCニッセイ外国株式インデックスのその他コストがどの程度なのでしょうか?

DCニッセイ外国株式インデックスは、2015年3月31日に設定されたばかりであり、まだ第1期(2015年11月20日決算)しか終了していないため、第1期のその他コストを見ていきます。

DCニッセイ外国株式インデックスの第1期の運用報告書でその他コストを確かめたところ、その他コストは0.103%(税込)でした。

これは、ライバルファンドである野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAIのその他コスト0.037%(税込)と比較するとやや高いと言えます。

その他コストは下がるのか?

DCニッセイ外国株式インデックスのその他コストが高くなった要因としては、まだ設定されたばかりで純資産が少ない(2015年11月20日時点の純資産額4百万円!)ことから、信託事務の諸費用等が嵩んだとも考えられます。

そのため、ある程度純資産額が積み上がり安定すれば、その他コストも低くなる可能性はあります。

参考情報としては、「DCニッセイ外国株式インデックス」とマザーファンドが同じである「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」(2015年11月20日決算)のその他コストは0.136%(税込)と「DCニッセイ外国株式インデックス」よりも高くなっています。

ちなみに、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」も2015年11月20日で第2期が終わったばかりの新しい投資信託で、こちらも純資産が急増しています。

(2013年12月10日・27百万円、2014年11月20日・5,755百万円、2015年11月20日・19,029百万円)

総括

DCニッセイ外国株式インデックスは、現在のところその他コストが比較的高くなってはいますが、信託報酬が低いので実質コストでみても十分に低コストの優良な投資信託といえます。

個人型確定拠出年金口座で先進国株式クラスに投資したい方は、DCニッセイ外国株式インデックスが最有力の候補となると思います。

(SBI証券で個人型確定拠出年金口座を開設する必要がありますが)

僕は以前こんなことを書いていたのですが、それがほぼ現実となりうれしい限りです。

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僕の嫁もSBI証券で個人型確定拠出年金口座を開設しているので、新規の投資先をDCニッセイ外国株式インデックスに変更しています。

ではでは。