【個人型確定拠出年金】SBI証券の運用商品に優良な投資信託が追加されました

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ご存知の方も多いと思いますが、2016年4月22日からSBI証券の個人型確定拠出年金の運用商品の投資信託が20本追加されました。

今回は、追加された投資信託を簡単にご紹介したいと思います。

海外株式クラス

アセットクラスファンド名信託報酬(税抜)
先進国株式DCニッセイ外国株式インデックス0.21%
先進国株式インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)0.28%
新興国株式三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド0.55%
先進国株式ラッセル外国株式マルチ・マネージャー・ファンド1.35%
海外株式キャピタル世界株式ファンド(DC年金用)1.42%

この中で注目なのは、なんといっても「DCニッセイ外国株式インデックス」です。

先進国株式クラスは、期待リターンが高く、マーケットにも厚みがあるため多くの人にとって、主要な投資先となっています。

その主要な投資先となる先進国株式クラスに、クラス最低水準の低コストの投資信託が追加されたことは大きな意味があります。

「DCニッセイ外国株式インデックス」の第1期の運用報告書(2015年11月20日決算)をみるとは、その他コストも含めた実質コストは 0.33%(税込、年率に補正)となっており、その他コストはやや高くなっています。

ただし、第1期のその他コストは、他の投資信託でも高くなる傾向にあるため、第2期以降はその他コストも低くなる可能性はあります。

【追記】

DCニッセイ外国株式インデックスの詳細解説を別記事にしました。

DCニッセイ外国株式インデックスの詳細解説。SBI証券の個人型確定拠出年金口座のラインナップに追加!
今回は、SBI証券の個人型確定拠出年金口座で取り扱いを開始した投資信託のなかで最も注目度が高い「DCニッセイ外国株式インデッ...

次に注目なのは、「インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)」です。

先進国株式クラスに投資はしたいけれど、為替リスクを負いたくない人には選択肢の一つになり得ると思います。

ただし、為替ヘッジにはコストがかかるので、その他コストも含めた実質コストは、0.647%(税込)と「DCニッセイ外国株式インデックス」よりも割高になります。

「三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド」は、新興国株式クラスに投資したい場合には選択肢の一つになるとは思います。なるとは思いますが、従来からSBI証券が取り扱っている「EXE-i 新興国株式ファンド」の方が実質コストが低いので、個人的には「三菱UFJDC新興国株式インデックスファンド」にあまり魅力は感じません。

「ラッセル外国株式マルチ・マネージャー・ファンド」と「キャピタル世界株式ファンド(DC年金用)」の2本は、信託報酬が高すぎてお話しになりません。

海外債券・REITクラス

アセットクラスファンド名信託報酬(税抜)
外国債券三井住友・DC外国債券インデックスファンド0.21%
先進国債券インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)0.26%
新興国債券三菱UFJDC新興国債券インデックスファンド0.52%
先進国REIT野村世界REITインデックスファンドDC0.53%

この中での注目は、「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」です。

海外債券(新興国含む)に低コストで投資できるため、外国債券クラスに投資する場合には、有力な選択肢になると思います。

その他の3本は、可もなく不可もなくという印象です。

国内株式・債券・REITクラス

アセットクラスファンド名信託報酬(税抜)
国内株式ニッセイ日経225インデックスファンド0.25%
国内株式野村DC・JPX日経400ファンド0.25%
国内債券三菱UFJ国内債券インデックスファンド0.12%
国内REITDCニッセイJ-REITインデックスファンド0.55%
国内株式SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ1.50%

「ニッセイ日経225インデックスファンド」「野村DC・JPX日経400ファンド」は、国内株式クラスに投資する場合には選択肢の一つになり得ます。

「三菱UFJ国内債券インデックスファンド」は、良い投資信託だとは思いますが、非課税口座で期待リターンが極めて低い国内債券クラスに投資するメリットはあまりないと考えます。

「DCニッセイJ-REITインデックスファンド」は、可もなく不可もなくという印象です。

「SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ<DC>」は、信託報酬が高すぎてお話しになりません。

その他

アセットクラスファンド名信託報酬(税抜)
バランスDCインデックスバランス(株式20)0.17%
バランスDCインデックスバランス(株式40)0.18%
バランスDCインデックスバランス(株式60)0.19%
バランスDCインデックスバランス(株式80)0.20%
コモディティー三菱UFJ純金ファンド0.50%
バランス野村DC運用戦略ファンド1.20%

「DCインデックスバランスシリーズ」は、国内株式・国内債券・海外株式・海外債券に投資をする低コストのバランスファンドです。

「DCインデックスバランスシリーズ」は、低コストの優良なバランスファンドであるため、バランスファンドに投資したい場合には、有力な選択肢になると思います。

「三菱UFJ純金ファンド」は、金に投資したい場合には選択肢の一つになり得ると思います。ただし、ファンドが投資対象とするETF(純金上場信託)の信託報酬が0.40%(税抜)であるため、ファンドの信託報酬0.50%と合わせるとかなりの高コストとなることには注意が必要です。

「野村DC運用戦略ファンド」は、信託報酬が高すぎてお話しになりません。

最後に個人的な感想ですが全体的に、思ったより使える投資信託が多いという印象です。

(中にはどうしようもない投資信託も混ざっていますが。。。)

とにもかくにも、この20本の投資信託が追加されたことにより、SBI証券の個人型確定拠出年金の優位性が高まったことは間違いありません。

他の金融機関もSBI証券に続くことを期待します。

ではでは。