第三者委員会って怪しくない?

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今年は、プロ野球のベテラン選手が数多く引退していますね。

プロ野球に限らず、自分より年上のプロスポーツ選手はかなり少なくなってきました。

そろそろ僕もプロ社畜からの引退を考える時期が近づいているのかも知れません。

さて、今回は最近よく聞く第三者委員会について考えていることを書きたいと思います。

第三者委員会って何だ?

第三者委員会とは、直接の利害をもたない中立的な第三者によって構成される委員会です。

企業が不祥事を起こした場合に、内部調査では調査の客観性が確保出来ないため、第三者委員会を設けて調査を依頼することがあります。

最近では、横浜市のマンションが傾いた問題で旭化成が第三者委員会を設置しており、また、おとなチャレンジの東芝も第三者委員会を設置していました。

確かに不祥事を起こした企業が内部調査を実施しても、その内部調査を信用する人はあまりいないと思います。

今回の横浜のマンションの問題でも、旭化成の内部調査の結果

「他のマンションは全て問題ありません(`・ω・´)キリッ」

と言っても殆どの人は信用しないでしょう。

だからこそ、第三者委員会を設置して調査を依頼しているのです。

第三者委員会の調査結果は信用出来るのか?

第三者委員会の調査結果は、内部調査より客観性があるので、内部調査よりも信用される可能性が格段に高いです。

しかし、個人的には第三者委員会の調査結果は、素直に信用することは出来ないと考えています。

第三者委員会といっても、その委員は誰が決めるのでしょうか?

委員の報酬はどこから出てくるのでしょうか?

第三者委員会の委員を選ぶのも、委員に報酬を支払うのも不祥事を起こした企業なのです。

企業としては、調査が厳しく企業にとって不都合な調査内容を公表する可能性が高い人に委員になって欲しいとは思わないでしょう。

逆に、ある程度の調査はしてくれるが、企業が本当に守りたい部分には手を付けずに、いろいろと相談にのってくれる人に委員になって欲しいはずです。

また、委員としても高い報酬を支払ってくれる企業とは、今後も別の形で付き合いたいと思う可能性があり、その場合には厳しい調査内容を出さないこともあり得ます。

このように第三者委員会には、構造的に問題があるため、その調査結果も素直に信用することは危険だと思います。

第三者委員会の調査のなかには、第三者委員会の調査を受けたというアリバイ作りのようなものもあるのです。

第三者委員会の調査結果の信頼性は玉石混交

もちろん第三者委員会の調査で、その内容が本当に信頼出来るものもあります。

しかし、それは不祥事を起こした企業がその不祥事の原因を徹底的に追及するという意思があり、委員もその思いに応えて調査した場合に限られます。

第三者委員会には、少なからず不祥事を起こした企業の影響が及ぶので、その調査の信頼性も企業の不祥事に対する姿勢に大きく左右されます。

当然に第三者委員会の調査結果の信頼性は玉石混交になってしまいます。

第三者委員会の調査結果を見るときには、このような第三者委員会の構造を理解して、本当に調査結果が信頼できるかを検討しながら見る必要があると思います。

ではでは。

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コメント

  1. 東芝の時もまともに機能してないってありましたね。
    昔、エンロンやワールドコムのときもそうだったような。

  2. ファルコン男爵 より:

    >招き猫の右手さん

    第三者委員会でまともに機能するケースは少ないと思います。

    構造を見ると当然と言えば当然ですが。